【SEOテキスト】宇田雄一「古典物理学」4-5-4物理的立方格子系どうしの関係T2(・・・;0;S,・・・)が正しくSが物理的立方格子系であり、V2,n(x,1)のもとでe2(□,0,□)が共変であるか、またはT4(・・・;S,・・・)が正しくSが物理的立方格子系であり、∃y;V4,n(x,y,1)のもとでe4が共変であるか、またはT5(・・・;S,・・・)が正しくSが物理的立方格子系であり、∃y;V4,n(x,y,1)のもとでe5が共変であるならば、Sxも物理的立方格子系となる。なぜならば、物理的立方格子系の判定条件はLに対する数学的条件に帰着し、L=e(F,・・・)がその条件の解で、かつeがVのもとで共変ならば、L=e(F,・・・)○Vもその条件の解になるからだ。さてその場合に、T2とT4についてはSxは「Sで計って立方格子系」に成っているが、T5では必ずしもそうはなっていない。「Sで計って直交」などの語と立方格子系の判定条件(§4-5-2)とを組み合わせると、任意の立方格子系Sを基準にして、他の時空座標系S'が「Sで計って立方格子系」になっているか否かを問題にすることが出来る。∀Λ∈L↑+;e5はV4,n(lor(Λ),col(Λ),1)のもとで共変だが、∃Λ∈L↑+;S○lor(Λ)がSで計って立方格子系にならない。本節では、特殊な時空座標変換と立方格子系Sとの合成写像が、どのような時空座標系になるかを、その時空座標系をSで計ることによって説明する。以下ではSを任意の立方格子系とする。単位の変更a(1)a(2)≠0とする。S○uni(a)はSで計って立方格子系になっている。S○uni(a)の全ての時計分子は、Sで計って静止している。番号0∈R(3)を持つSの時計分子は、番号0を持つS○uni(a)の時計分子に重なっている。3の任意の元iに対して、番号0を持つSの時計分子と番号δ(i,3)を持つSの時計分子と番号δ(i,3)を持つS○uni(a)の時計分子は、Sで計って一直線上に並んでいる。並び方の順序はa(1)の値によって異なる。a(1)<0の場合には、番号δ(i,3)を持つSの時計分子と番号δ(i,3)を持つS○uni(a)の時計分子の間に、番号0を持
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