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p70 宇田雄一「古典物理学」
このページの上端へ行く ホーム 前のページ 次のページ 宇田雄一について
【SEOテキスト】宇田雄一「古典物理学」,「プリンキピア」は力学の本で、原題は「Philosophiae Naturalis Principia Mathematica(自然哲学の数学的諸原理)」だ。マックスウェル方程式は「電磁場の動力学的理論」の中で初めて述べられる。「力学の発展」の原題は「Die Mechanik in ihrer Entwicklung」で、この本の邦訳は、まえがきの[30]だ。「運動物体の電気力学」の原題は「Zur Elektrodynamik bewegter Korper」で、その内容は後に特殊相対性理論と呼ばれるようになる。「量子力学の原理」の原題は「The Principles of Quantum Mechanics」で、この本の邦訳は、まえがきの[22]だ。ケプラーやガリレイの研究成果は、ニュートンの仕事の中に完全に取り込まれる。ファラデイの研究成果は、マックスウェルの仕事の中に完全に取り込まれる。物理的実在,「xが実在する」という文字式のxに代入できる語は何か。心、神、霊、命、価値、自分・・・色々ある。それらが本当に実在するか否かという問題は、そのままの形では、実在という語の持つ曖昧さのために、水掛け論を招くことが多い。そこで私は読者に、自然全体の歴史(§2-5-3)を言い表す時に物理的実在を表す語に加えて神とか価値といった語を用いる必要があるかないか、という問題を考えることをお勧めする。もし、これらの語がどうしても必要だというのでなければ、仮にそれらが実在すると言えたとしても、その意味合いはかなり弱いものになるだろう。分かりやすく言えば、もし科学技術が著しく進歩して、純粋に物質的な手段によって人間と全く同じ肉(物質)の固まりを作り出すことが出来たなら、そのままでそれは人間として機能するのか、それとも生命の息吹を吹き込まねばそれは動き出さぬ、と言ったような間抜けな事に成るのか、という問題を考えよということだ。§2-5-3§4-1参照。物理的実在は以下のごとくだ。
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