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p71 宇田雄一「古典物理学」
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このページの上端へ行く ホーム 前のページ 次のページ 宇田雄一について
【SEOテキスト】宇田雄一「古典物理学」電子(一種類しかない)質点,原子核(何種類もある)物体,その他,連続体,静電場,静磁場,物理的実在,電波(短波,中波,長波)電磁場,電磁波,光(赤外線,可視光線,紫外線)放射線の一部(エックス線,ガンマ線)その他,その他,時空(§3-2)または重力場(§3-1)質点は厳密には定義されない、と考えるべきだが、あえて言うなら、点状の物体が質点だ。全くの点でなくてはいけない。どんなに小さくても全くの点でなければ、それは厳密な意味での質点ではない。現在では、原子核が厳密な意味での質点ではないこと、電子や原子核以外の質点も実在することが、知られている。しかし、それら新粒子の発見は、量子論の発展と並行して進んでおり、本書は古典物理学の本なので、読者は、質点は電子と原子核だけで、世の中の全ての物体は電子と原子核から出来ている、というぐらいの先入観を持って本書を読んで下さい。連続体とは、全ての部分がつながっている物体のことだ。これは想像上の物体で、実際には実在しない。身の周りの一見連続体らしき物体(コップの水や導線)も、電子と原子核から出来ており、厳密には質点の集合物だ。静電場は、いわゆる静電気を帯びた物体の周辺にある。ただし、その物体が静止していなくてはいけない。静磁場は、静止した永久磁石の周辺にある。電磁波は、波長や振動数によって分類される。電波より光、光より放射線の方が短波長・高振動数だ。電磁場ぐらいになると、それがあると考えるよりも、それを時間的・空間的に広がりを持った事象と考える方が正確だ。電磁場には、「ある」という言葉に馴染まぬ面がある。特定の空間点に注目して、そこでの電磁場の時間的繰り返しのパターンが単位時間(分かり難ければ1秒と考えてよい)に何回起こるかが振動数だ。特定の
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