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p78 宇田雄一「古典物理学」
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【SEOテキスト】宇田雄一「古典物理学」2-1-1マッハ模型の定義,物理理論,自然について述べた文または文章を物理理論と呼ぶことにする。任意の物理理論Tに対して、Tに用いられている語や記号のうちで、数学用語でも論理学用語でもないものを「Tの物理用語」と呼ぶことにする。Tの物理用語のうちで、T内で他の語から定義されていないものを、「Tの基礎未定義語」と呼ぶことにする。簡単のため、数学記号をも数学用語と呼び、論理記号をも論理学用語と呼ぶことにする。また、論理式や数式をも文と見なす。物理理論の中には、自然についての直接的言及を何ら行わない文が含まれていてもよい。すなわち、語の定義を行う文が含まれていてもよいし、またT内でそれ以前に述べられた文の内容から論理的に証明できる命題を表す文が含まれていてもよい。前者を恣意文、後者を自明文と呼ぶことにする。恣意文は自然について何ら直接的言及を行わない。恣意文でも自明文でもない文を経験文と呼ぶことにする。経験文は、それだけで一つの物理理論になっている。自然の数学的古典理論,任意の物理理論Tに対して、Tが以下の条件@〜Eを全て満たすとき、Tを自然の数学的古典理論と呼ぶことにする。@Tでは、「自然の可変的な部分の歴史」「H」「M」「F」「L」「可能だ」という語が用いられている。このうちで、「自然の可変的な部分の歴史」「H」「M」「可能だ」はTの物理用語であり、「F」「L」は数学用語だ。「自然の可変的な部分の歴史」は普通名詞として、「H」「M」「F」「L」は固有名詞としてT内で用いられている。「可能だ」は述語。ATではHが、自然の可変的な部分の歴史全体の集合として、定義されている。
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